2004年09月05日

着物について。

着物を着るにはいろいろなルールがある。

まず格ってもんを考えなければならない。
季節も考えなければならない。
適当にある着物を帯を合わせればいいってもんでもなのである。
いくら色や柄が合っていても、適切でない組み合わせはたくさんある。

しかし、最近はそんなのいいから気楽に自由に、とりあえず着てみようという流れが強いような気がする。

日本人が着物を着れなくなる、それは悲しいことなので、自分でとりあえず着てみる人が増えるのはいい流れなのかもしれない。

ただ、行きすぎてる感があるのは気のせいだろうか。

若い人の間で着物が流行る、それは結構。
でも、なんじゃそりゃ、という着こなしの人がいたりすると、嘆かわしい気分になるのである。
基本を知って崩すならまだいい。
でも「洋服感覚で」を全面に押し出した色合わせをしているのを見ると、せっかくの繊細な情緒もなにもあったもんじゃない、と思ってしまう。

そりゃちんどん屋かカブキ者だよ!とつっこみを入れたくなるような柄合わせだったり、原色で合わせてみたり。

中学生のときCUTIEという雑誌が流行っていた。
おもいっきり前髪を短くして、例えば赤いミニのプリーツスカートに緑のジャージを重ねてジャラジャラおもちゃのアクセサリーをつけまくる、といったファッションを平気で提案しているモノで、当時はそれがいいと思ってマネをしたものだ。

今流行っている「若者向けの着物」はそれに似た感覚を感じてしまう。でも、着物は日本の民族衣装であって、そこにはただのファッションと一緒にすべきでないものがあると信じているわたしにとって、洋服と同じ感覚で着るのは間違っていると思ってしまう。

着るからにはせめて上品に着こなそうよ、と思う。
そして、着たからには上品に振る舞ってほしい。
民族衣装を着る心っていうのは、ただのオシャレとは違ったものと捉えたい。
民族衣装を着るときくらいは、精神まで日本女性でありたいし、その方が絶対に振る舞いも着物に映えて美しい。

着物や浴衣を着てまで大股外股で歩いていたり、腕を大きく上げたり、腕まくりしたり、襟が大きく開いていたり…お祭りや花火に行くとげんなりしてしまう。


やっぱり伝統モノに関しては、正しいのが美しい!!

日本舞踊やってる友達や、お茶の先生と話して、そういう結論になった。




posted by けいこ at 23:47| 東京 🌁| Comment(7) | TrackBack(0) | 考察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
今流行っている「若者向けの着物」は、「シノラー」(←懐かしい!)と同等ってことね。
私も、うさぎの意見に共感します。
「腕まくりしたり、襟が大きく開いていたり」、丈が異様に短かったり、髪とメイクもとんでもなかったり等々、下品に「着こなしてる」娘達が多いもんね、最近。
Posted by エポケー at 2004年09月06日 01:20
けいこちゃん
ここのプログ今気づいた・・。遅すぎだよね。ごめぇん。
着物、今年YUKOと初詣行った時、古着で着物が安く売っていて、どーしても欲しくて買ったんだ。
でも着付けもできなくて、何処に着ていっていいのやら?で、まだ袖を通してません。

それと今年やっと浴衣を買いました。小学生の頃着たのが最後で自分で着たのは初めてだったの。
最近私も着物っていいわって思うようになりましたです。
Posted by ちえ蔵 at 2004年09月06日 09:18
長い間受け継いできたスタイルなど
残していくべきものはありますね。
古い悪しき習慣は直す、臨機応変な
対応が必要だと思うです。

派手な着物は違和感アリまくりです。
控えめで落ち着いた配色だと
うなじにドキリとします。(汗)
Posted by だくだく at 2004年09月06日 09:22
>えぽけ
シノラーは極端だけど、まぁ奇抜だから同等と見なしてもいいのかなぁ。。。なんていうか、zipperとnonnnoの違いって感じ?(わかりにくいなぁ)

>ちえりん
着付けは一度ちゃんと習ってみたらいいかも。あたしは母親仕込みだけど、なるべく道具とか使わないようなとこで気軽に着れるようになればいいね。異種交流会とかパーティーとかに着ていく人もいるみたい。外人さんと同席する場に行くときはうけそうだよー

>だくだくさん
うなじに惹かれるって殿方は多いですね。
着物の場合隠してる面積が多いぶん、そーいうちょっと出るとこでドキドキさせる効果があるようです。
秘すれば花、これもまた美しき伝統ですね

Posted by けいこ at 2004年09月06日 23:32
一足遅れのコメントですが。

着物はよいよねー!!!!
私は昔から着物とか浴衣とか大好きで、いや、着物と浴衣はそもそも違うものだろうと思うけれども、でも洋服ではない和服という点で同じだからここでは同等に捉えておきますが。
私は着物好きの勢い余って、小学校の頃は毎日何かしらの時代劇を見てました〜。どこぞの武士が恥ずかしげにかんざしを恋人の結ってある髪にさしてあげるところとか大好きでした。
あの着こなしというか物腰というか、すてきねぇ。
日本人に生まれてよかったとよく思ったものでした。
なんか、長屋のおみっちゃんとかになってみたかった(笑)
お茶とかお花とかそういったこう精神的に美しくあることを求められるような場だけではなくて、
日常の中にそのへんの和の美みたいのが自然に現れている感じがとっても好きで。
浴衣や着物って、なんだか着るとおしとやかにしたくなったものだけど、今はそうもならないのかねぇ。
私は着付けは独学だけど、日本人であることの証のように感じて、絶対ひとりで着れるようになるぞと意気込んで覚えた記憶が・・・。
着物や浴衣をどう着こなすかっていうのは、洋服をどう着こなすかっていうことと決して無関係なわけじゃないと思うなぁ。
あくまで着る人は同じなわけだしね。
洋服もきちんと着こなせない人が、着物や浴衣だけきちんと着こなせるとか思えないのは私だけ?
守るべき日本人魂みたいのが浴衣や着物を着たときにだけメラメラと燃えてくるっていうのもあるのかもしれないけど。でもやっぱり根本的には変わらないような気もするのだよねぇ。

長くなっちった。なんたって着物大好きで。
時代劇見たいなぁ。昔の、「すみだの小天狗(?)結城小太郎(漢字読めない頃に見てたから字が違う可能性大)」がとても懐かしい。
長々とお邪魔し申した!!
Posted by よしえ at 2004年09月07日 11:14
>着物や浴衣をどう着こなすかっていうのは、洋服を>どう着こなすかっていうことと決して無関係なわけ>じゃないと思うなぁ。

無関係ではないけど、一緒でもないかな、と思っておりまする。
洋服なら多少奇抜でも(たとえばzipper系、cutie系)おしゃれとされる(そーいう集団もいる)けど、着物はそのへんのラインがより難しいということ。粋と奇抜はまったく異なる。そのへんの感覚を一緒にしちゃってるとちんどん屋いっちょあがり。

洋服で似合う色と着物で似合う色っていうのも違うという点からも、やっぱ洋服と同じ感覚で選ぶと失敗するかなぁ。(←柄あわせ・色あわせの話)
洋服よりやっぱりルールが厳しいってことなのかな。やっぱ、和服独自のセンスってあると思う。

zipper読者に向けて出してる着物の雑誌で、ワンピース感覚で☆とか書いてたりして、色とか柄が変だったりするの見ると、「えぇー」と思ってしまうのです。
Posted by けいこ@会社 at 2004年09月07日 13:57
>洋服で似合う色と着物で似合う色っていうのも違うという点からも、やっぱ洋服と同じ感覚で選ぶと失敗するかなぁ。(←柄あわせ・色あわせの話)
うん、それは私もそう思う。

>無関係ではないけど、一緒でもないかな、と思っておりまする。
>やっぱ、和服独自のセンスってあると思う。
私もそれは確かにそう思う。その和服独自のセンスって日本人と言えど人それぞれ違っていて、それって洋服にもどこかに現れてくるのではないかと思うのよね。個人内要因、みたいな(うわあ。久しぶりに使った・・・。たまには統計も思い出さないとかわいそうか)。

>zipper読者に向けて出してる着物の雑誌で、ワンピース感覚で☆とか書いてたりして、色とか柄が変だったりするの見ると、「えぇー」と思ってしまうのです。
確かに!!!一緒にすな!と、思ってしまいます。街で若い子たちが着てるのみても、本当にもうちょっとちゃんと着たらきれいだろうにと思っちゃう。うちの地元は普段からジャージを切って、ボロボロほつれた糸出しながらその上にヒダもぐちゃぐちゃになったスカートをお情け程度に履いたりして、輪ゴムで止めたルーズの足元はかかとを踏んで履くローファーとかで。。。彼女たちの浴衣姿を見ると、なんとなく日常のそういう風景が思い出されてしまう。ちょいと悲しい。

今日は台風のせいか変な天気だねぇ。
地元が九州の方々は心配でしょうに。19号は関東にも直撃しそうですが。
Posted by よしえ at 2004年09月07日 15:21
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