2005年08月22日

読書ノート

朝図書館に行き、本を借りてきた。
明日東京に戻るというのに五冊も借りてきたので、和室の窓を開けて、雨降りの音とにおいを楽しみながら一日読書することにした。
籠もって何か一つのことに没頭するという行為が、私はすきだ。
じっとしているといい風が入ってきて、クーラーなんていらない。


『アッシュベイビー』 金原ひとみ
ひたすら愛する人に殺して欲しいと思う主人公。自傷行為に嗜虐・被虐趣味、同性愛、乳児強姦など負の勢いが暴力、あるいは明確に出血という形をとって爆発する箇所が満載。
「へぇ・・」と思っていると最後まで行きついてしまったという感じ。
爽快感は、なくはない。(オカシイ?)
『蛇にピアス』よりも狂気の度合いはリアルだとは思ったけど、鬱っぽい時に世間体もなにもなく書けばまぁそれなりにこうなるだろうな、とか思ってしまった。
もっと慎ましい表現方法のほうが、個人的には好み。
あまりにも直接的な表現をとられると、「それを敢えて文章にすることで悪ぶってない?」と下衆な勘ぐりをしてしまう・・・
そりゃあ、若い女の子がこんなこと書けば、話題にはなるでしょう。
けど今のままじゃ深さが足りなくて、山田詠美にはなれない!

『村上レシピ』 台所でよむ村上春樹の会/編著
村上小説に出てくる様々な料理、例えば「まともなハンバーガー」や「マッシュルームオムレツ」をレシピ化した素敵な本。
装丁もかわいくて素敵。
これは実際手元に欲しい!と思ったので、早速amazonで注文。

上記の他、読んだのは以下。
デュシャンは眺めただけなのでまだ感想を持つほどではないにせよ、他の二冊の印象が薄い。
なんやかんやいいながら、『アッシュベイビー』について書きたかったようだ。

『マルセル・デュシャン』 ジャニス・ミンク
『ハチ公の最後の恋人』 吉本ばなな
『まぶた』 小川洋子

posted by けいこ at 00:13| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(2) | 駄文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちわ。佐藤多佳子さんの「しゃべれどもしゃべれども」には貴女のすきな茶道がちょっぴりでてきて面白いよ。是非。と、児童文学者協会賞をとった『イグアナくんのおじゃまな毎日』もよかったよ。

レスっぽくコメントのこすと、『蛇にピアス』はマンガで持っていますが、サドマゾの表現が「そうゆうものだよなー」といろいろと深く納得した。笑
Posted by ssnostalgia at 2005年08月22日 13:08
「蛇にピアス」の漫画・・・そんなのがあるんですねー。

話題造りの芥川賞を裏付けるようなことやってますね、出版社。若者の活字離れを防ぐどころか自ら煽るおつもりか。

金原ひとみの描くSM観は、とっても一方的であんまり好きじゃないです。じつは。
Posted by けいこ at 2005年08月25日 01:05
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